アメリカ人が発音するこの基礎疑問文、聞き取れますか?意外すぎるWhat do youとWhat are youの音声変化《サマー先生の英会話講座#58》

アメリカ人が発音するこの基礎疑問文、聞き取れますか?意外すぎるWhat do youとWhat are youの音声変化《サマー先生の英会話講座#58》

スピード、状況、丁寧度によって、同じ言葉の発音が変わる。

  • フォーマル・ゆっくり=はっきり
  • 砕けた・速い=短くて曖昧

What do you …?

What are you …?

状況によって発音が変わる。

What do you …?

Stage 1 「超ゆっくり」

学校で学ぶちゃんとした発音。

Tの発音がはっきりしている。

言い直したり、確認するときなどに使う発音。

  • What do you do?

お仕事は何をされていますか?

本屋さんなどで売っている英会話の本のCD音声は、大体この「超ゆっくり」発音を使っている。

実際の会話では、ネイティブはこのようなとても綺麗な発音をほとんど使わない。

Stage 2 「ゆっくり」

What do you do?

Wha’ do you do?

ワッ

tの音の代わりに、息を一度止める。

Stage 3 「普通・速い」

What do you do?

Whado you do?

ワドゥ

と、what のt と次のdがつながる。

もう少し早くすると、

Whada you do?

ワダ

と聴こえることもある。

Stage 4 「超速い」

What do you do?

Whadaya do?

ワダヤ 

What do you の音声変化

  1. What do you do?
  2. Wha’ do you do?
  3. Whado you do? または
    Whada you do?
  4. Whadaya do?

「フレンドリー」な話し方をすることが「丁寧」

という考えがあり、あまりにも

喋り方が堅すぎると、冷たい

と思われることがある。

なので、知らない人とでも、砕けた話し方をする。

Stage1 と Stage4 の比較

  • What do you want to eat?

Whadaya want to eat?

  • What do you want to study a university?

Whadaya study at university?

  • What do you like to do in your free time?

Whadaya like ta in your free time? (to が taになるところも)

What are you の場合はどうなるのか?

Stage1 「超ゆっくり」

What are you doing?

Stage2 「ゆっくり」

What’re you doing?

前のWhatとareがつながる。

Stage3 「普通、速い」

What’re ya doing?

Stage4 「超速い」

Whadaya doing?

ワダヤ

What do you と同じ音声変化になる。

Stage1 と Stage4 の比較

  • What are you studying at university?

Whadaya studying at university?

  • What are you planning to do tomorrow?

Whadaya planning ta do tomorrow?

What do you も What are you も全く同じように聞こえてしまう。

ただし、注意がある。

  • What do you + 動詞の原形(do, eat, studyなど)
  • What are you + 動詞ing (doing, eating, studyingなど)

後ろにくる動詞の形で、聞き分けれるはず。

  • What do you do?

Whadaya do?

  • What are you doing?

Whadaya doing?

実は、

What are you の音声変化がもう一つある。

Stage 4 「超速い」

(非常に砕けた場面のみ)

  • What are you doing?

Whacha doing?

ワッチャ

What are you doing?のare が省略。What とyouがくっついて、ワッチャになる。

tの後にyouがある場合に、つながる。

  • Would’t you …?

Wouldn-chu …?

  • Could’t you …?

Couldn-chu …?

と同じように、

  • What are you doing?

Whachu doing?

ワッチュ

さらに、you -> ya に音声変化

Whacha doing?

ワッチャ

What are you の音声変化

  1. What are you doing?
  2. What’re you doing?
  3. What’re ya doing?
  4. Whadaya doing? または、
    Whacha doing?

このように喋れなくてもいいけど、ネイティブの言葉が聞き取れるように

音声変化を知ることは大事。

サマー先生、かわいい。